なぜブレイキングダウンは人気になったの? 実際の視聴から得た10の感想!
格闘技界隈の話題は常に賛否両論ですが、その理由は主に
『暴力派と非暴力派』の意見に分かれます。
力を好む人なら格闘技に興味を持ちますし、そうでなければ見向きもしないといった感じですね。
そんな格闘技界隈で破竹の勢いで人気を伸ばしているのがブレイキングダウンですが、そもそもブレイキングダウンはどうしてこんなにも人気が高まったのでしょうか?
ということで、こちらでは格闘技サッパリ興味なしだった僕が考える、
客観的なブレイキングダウンが人気なワケ
を書いていきますので、ブレイキングダウンの人気がイマイチとかできなくとも、気になっている方は先にどうぞ☆
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由1: 『プログラムの多くが白紙』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由2: 『放送禁止用語が緩和状態』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由3: 『ストーリーがごちゃ混ぜ』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由4: 『格闘技界に珍しい本格エンタメ』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由5: 『全員で主人公スタイル』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由6: 『当たり前のドリームマッチ』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由7: 『自然更生や再チャレンジのチャンス』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由8: 『自分を見つけられる場所』
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由9: 多くの関係者が自前のYouTubeチャンネルを持っている
- なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由10: なんと言っても『まさかね…』の集合体
- なぜブレイキングダウンは人気になったの? 実際の視聴から得た10の感想! まとめ
- ブレイキングダウン関連記事
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由1: 『プログラムの多くが白紙』
ブレイキングダウンコンテンツは朝倉未来選手をはじめとした重役の中で
『喧嘩自慢エリア代表』
『海外勢マッチング』
などの大枠は決定されますが、その他は全て白紙状態でスターとします。
だから常に波乱万丈な時間帯が映像化されるのかもしれませんね。
企画(募集内容)だけが正当プログラム
コンテンツ作成にあたってどうしても必要なのがプログラムや予算でして、コレばかりは個人の参加者は手出しが出来ませんね。
ブレイキングダウン運営サイドが準備するものはこうした企画や予算の掛かる分野だけで、あとは全てブレイキングダウンのレギュラー選手と挑戦者とのやり取りのみ。
ひな壇選手や挑戦者達の個別の相談はあるのでしょうが、運営側としてはリアルにノータッチというところが最大の魅力と人気です。
お披露目(オーディション)からは全て出演者任せ
企画は運営側が立ててもその進行はノータッチなので、審査員席やひな壇選手が対応する挑戦者とのやり取りの全てがノープランかつ全アドリブ。
選手によっては多少のキャラ作りを意識しているのでしょうが、そういった演出もまた、運営サイドはノータッチのようですね。
試合確定までの流れも実力と運次第
ブレイキングダウンオーディションに登場する選手候補者は、特別な企画を除けば対戦相手不在の状況から話が始まります。
なので実績の無い選手候補者が、どのようにしてひな壇選手に絡み、試合しての獲得に至るのかも見どころと言えるでしょう。
逆に言えば、ひな壇に座る選手がどれだけ実力を持っていても、指名されなければ試合は組まれませんし、目立たなければ挑戦者の目にも留まらないといった現実があるのですね。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由2: 『放送禁止用語が緩和状態』
教育や風潮的な意味合いで地上波では言葉による表現一つでも様々な制約があり、これを『放送禁止用語』なんて表現されます。
放送禁止用語とは、簡単には口にしてはいけない言葉であり、口にした場合は伏せられたりカットされたりしますね。
テレビ業界とは異なるブレイキングダウンの世界では、この言葉による表現が地上波と比較してだいぶ緩く、物騒ではありながらもそこに『人間味』があったりするんですね。
人の発する言葉の多くは伏せないスタイル
ブレイキングダウンでのやり取りの多くでは物騒な言葉が頻繁に飛び交いますが、運営側はそれらほとんどの言葉を伏せません。
たとえば地上波で放映するとすれば、特にオーディション場面なんて使えたものじゃないくらいの放送禁止用語のオンパレードですが、ブレイキングダウン運営サイドはこれら多くの(地上波で表現する)放送禁止用語を普通に流すため、そこに『本当の駆け引き』が垣間見えて楽しいんですね。
格闘家の本音がそのまま『声』として聞ける
ブレイキングダウンに登場する選手の多くは本音を本音のまま言葉を繰り出すか、試合確定を目論んで本音以上の言葉や行動を起こす場合があります。
これがオーディションによく見る『掛け合い・舌戦・挑発』ですが、そのやり取りももちろん全てが白紙で始まる偶発的発言の塊みたいなものですので、挑戦者本人すら展開が読めないという部分が魅力ですね。
極限まで隠さない現場の映像
地上波放送の多くは出演者の威厳やスタイルを保つため、生放送でもない限りトラブルやアクシデントの全てはカットされますが、ブレイキングダウンでは余程のことがない限り全てをさらけ出すところに人間性を感じられますね。
直接『格闘技』には関りを持たない映像や発言はカットされる
とは言え、ブレイキングダウンの基本コンテンツは『格闘技』ですので、エンタメ枠としても使えない部分は容赦なくカットされます。
ただし、このカット部分の多くは無料コンテンツに採用される手段であり、有料コンテンツの場合は不燃焼気味の部分も放映されていますよ。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由3: 『ストーリーがごちゃ混ぜ』
ブレイキングダウンが人気を博したそもそもの原因は、第4回にしてスタートしたオーディションが揮発剤でしたが、これが原因で様々な人生を垣間見る事ができるようになりましたね。
自分視点からは決して見ることの出来ない選手たちの人生を『飾らないまま』知れるところも、ブレイキングダウンの魅力でしょう。
それぞれの人生像をそれぞれが語る
当たり前の話ですが、ブレイキングダウンに登場する各選手にはそれぞれの生い立ちがあります。
それぞれの生い立ちを持つそれぞれの選手たちは、それぞれが自分の口で思い思いを伝えますが、ナレーションではない自らの意思表明には裏がないため、これがファン獲得に繋がるのでしょう。
『勝てば正義』の分かり易い平等主義
どれだけの威厳を持っていても、最終的には勝者に名声が上がるのが勝負の世界ですね。
ブレイキングダウンの選手は素人からプロまでが勢揃いしていますが、『プロだから・素人だから』という壁が取り払われているところにも異種格闘技以上の面白さがありますね。
また、プロに勝ってしまう素人が当たり前に出現するところもブレイキングダウンならではの面白さと言えるでしょう。
『負けてもチャンスあり』な二重の平等主義
勝負の世界は勝者こそが絶対ですが、負けても掛け合い次第で再挑戦可能なところもブレイキングダウンの面白いところと言えるでしょう。
どれだけ負けても何度でも這い上がるチャンスが得られるわけですが、そのチャンスをより多く得るためにはオーディションで如何に爪痕(印象)を残すかに関わってくる気がします。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由4: 『格闘技界に珍しい本格エンタメ』
バッチバチの格闘界に無く、ブレイキングダウンにあるものと言えば何でしょう?
答えは『エンタメ要素』です。
でも、このエンタメ要素のクオリティが妙に高く、本気で笑えるところが多いところが良い意味で格闘界らしくなくて楽しいですね。
『殺伐』と『それは違う☆』がくっきり線引き
常に勝利を意識する格闘会において、明らかに毛色が異なるブレイキングダウンオーディション内のエンタメ要素がありますが、元々格闘技に興味が無かった層にとって、このエンタメ要素こそが格闘技界の意外性として映りましたね。
実は僕も『格闘技=力の見せつけ合い=野蛮』といった印象が極めて強く、例えば少し前に日本中を興奮させ、同時に笑わせてくれたボブサップでもなければさっぱり興味がわかなかったことでしょう。
でも、ブレイキングダウンオーディションに於いては強いエンタメ要素も含まれ、多種多様に頷け、または純粋に笑うことができるので、そんな部分も人気のひとつなのでしょうね。
『勝てない・戦わない』を平然と宣言するオーディション会場
対戦相手を探し出すオーディション場面において、第一声に
『戦いに来たわけではない』
『自分が戦っても勝てる訳が無い』
と声を上げる選手も登場します。
本来、格闘界に顔を出しておきながら『戦わない』となれば、『じゃあアンタ一体何しに来たんだよ?』って話ですが、そんな切り出しでもオーディションが続行され、聞くに値すればそのまま時間を設けられ、更には共感されたり批判されたりと、真剣な話し合いの場としても活用される部分が普通の格闘界ではまず見られない部分と言えますね。
ゆるキャラだって登場しちゃう
実戦向きかと言えば全然違う、ゆるキャラの参戦もギスギスした世界観ではなかなかに見ない光景ですね。
各地方で輝くゆるキャラが鉄柵の中で妙に暴れる姿は、それだけで一見の価値アリです☆
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由5: 『全員で主人公スタイル』
ブレイキングダウンに参加する選手達にはそれぞれの思惑があることでしょうが、ジャンルも階級も問わないステージがブレイキングダウンでもあるため、企画以外の段取りは組まれていません。
何度も繰り返しますが、選手候補達のステージが用意されつつも、そこは『白紙状態』からみんなで色を付けていくわけですね。
完全アドリブで対戦相手を掴む部分もブレイキングダウンの見所です。
『力で弱者をねじ伏せる』ではなく、『取れ高狙いで選手に力を加える』スタイル
ブレイキングダウンオーディションは審査こそ真剣ですが、多くの時間帯は出演者と共にワイワイやっている事が多いのも魅力ですね。
通常、何らかのオーディションは堅苦しい職業面接に近い質疑応答がメインでなかなかに笑いの要素がありませんが、ブレイキングダウンオーディションは全体が笑い、全体が怒るといった自然進行で話が進みます。
とはいえ、実は就職面接でもアイドルオーディションでも集団の場では珍しい話ではないのですが、多くのオーディションは大部分をカットされるために理解が深まらないというわけです。
ブレイキングダウンオーディションは大部分をそのままに放映することから、返って斬新に見えるのかもしれませんね。
参加者全員で『動画』を作っている
ブレイキングダウンも『そういった会社』なので、当然ながら代表をはじめとした権力関係が働きますが、ブレイキングダウンコンテンツの最も魅力的な部分といえば、トップから最下層まで関係なしに出演する機会があり、上下関係や実績関係の壁を越えて、全員で1つのコンテンツをまとめ上げるところが斬新と言えるでしょう。
素人でも宣伝動画に全力☆
ブレイキングダウンを視聴していると、要所要所にスポンサーの宣伝(コマーシャル?)が挟まることがありますが、これもある種の人気の一つと言えるでしょう。
それぞれの商品を紹介する人物がまさかの全員ブレイキングダウン選手(一部はスポンサー側従業員)となり、これがベタベタでも編に面白いんですね。
全員が全員で格闘家であり、俳優や芸人といった職種とは無縁状態ですので、『隠し切れない素人さ』がそのまま出ていて妙に初々しいんですね。
また、複数回出演している選手は回を重ねるごとに板についてきており、格闘技とは別の路線でも成長する姿が見られるといった、見ている側としても妙な楽しみがあったりします。
撮影の裏側では『クラスメイト』みたいな存在
ブレイキングダウンでは稀に撮影現場の裏側が放映されますが、そんな部分を見ていると学生時代のクラスメイトを思い出しますね。
裏側とは、朝倉未来選手や溝口勇児選手が司会進行を務めない休憩中や昼食中の光景ですが、こういった場面では因縁を持つ選手同士も仲良くやっているようですね。
もちろん、強烈な敵対関係の者通しが仲良く……なんて場面は稀ですが、誰もが記憶に持つ学生時代を思い出せば、それも納得の範囲でしょう。
ブレイキングダウンの参加者の多くは選手であると共に『出演者』の役割も果たしているため、運営側とスポンサー側が協力し、こうした出演者の緊張を解しているのでしょうね。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由6: 『当たり前のドリームマッチ』
格闘界において期待感膨らむ対戦といえば、『こんなカードがあったら面白いのにな』といった、普通じゃ組まれることのない対戦、ドリームマッチでしょう。
階級や格闘スタイルなどの違いで、おいそれと異種格闘技に持ち込めそうで持ち込めないのが、本来の格闘界のむず痒いところでしたが、ブレイキングダウン界では比較的簡単にドリームマッチが組まれるんですね。
プロ・アマ・素人ごちゃ混ぜな席(雛壇)の奪い合い
現在のブレイキングダウン選手たちはプロ・アマ・素人問わずにオーディション席・登竜門席・ひな壇席・審査員席に姿を置いていますね。
掛け合いの全ては挑戦者側の自由発言ですので、極端な話で言えば、ぽっと出の格闘技未経験のオーディション参加者が段階を踏まずに朝倉未来選手に対戦石を表明するといった事もあるんです。
はっきり言ってぶっ飛んだ話ですが、こんな掛け合いが見れるのもブレイキングダウンならではと言えるでしょう。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由7: 『自然更生や再チャレンジのチャンス』
ブレイキングダウンに登場する人物にもそれぞれの過去があり、『喧嘩自慢』といったコンテンツ内容的に、過去不祥事を起こした人物が多く含まれます。
日本の文化的にはよほど注目されない限り、過去の犯罪者が光を浴びる事なんてなかなか無い話ですが、ブレイキングダウンはその現状を逆手に取って再生のチャンスの場としているのですね。
過去の犯罪者も堂々と出演可能な世界
ブレイキングダウンには過去の犯罪者や裏社会に生きていた人物も関係なしに挑戦できる場でもあります。
もちろん、現役で裏社会に身を置いているなんて場合は門前払いでしょうが、過去を変えたいと願う人物や、未来が見えない人物といった場合には、肉体一つで、そして裸一貫でチャンスを掴む場に移ることでしょう。
『人生、やり直しは可能』を体現できる世界
過去のレッテルで人格を否定され続けた人物にとって、活躍できれば『やり直しが可能』というのがブレイキングダウン選手の最大の魅力でしょう。
ブレイキングダウン界での『活躍』とは、もちろん本戦で勝利し続けるのが最もな近道ですが、ブレイキングダウンのコンテンツの中には
笑いを誘う内容
考えさせられる内容
も含まれるため、ここに特化すれば、それもまた『活躍』なんですね。
ブレイキングダウンオーディションでたまに聞く『爪痕』に相当すれば、たとえ無名が無名のままオーディションを終えても、次回にまた声が掛かる………なんてこともあり得るのです。
過去の有名人もリングの上で再燃する世界
多くのスポーツ界隈には年齢による肉体的限界を迎えることによって『引退』の二文字が常につきまとい、惜しまれつつもその舞台から去ってしまう選手も居ますよね。
ブレイキングダウンではそんな『過去の選手』が返り咲ける場でもあり、実際にかつて格闘技界を騒がせた元選手が現役として登場しています。
年齢の差はあれど、結局は強弱が弱者を制する世界なので、特定のファンであれば姿を拝めて安心かつ興奮する瞬間と言えるでしょう。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由8: 『自分を見つけられる場所』
ブレイキングダウンはファン層からも高い人気を誇りますが、参加を決定する未来選手たちにとっても人気コンテンツです。
回を重ねても減ることを知らないオーディション参加者は、一体どんな視点でブレイキングダウンの舞台を眺めているのでしょう。
力だけが取柄でそれ以外を持たない者が活躍できる場所
ブレイキングダウンでは頻繁に『喧嘩自慢』という言葉が出てきますが、それは文字通り喧嘩に明け暮れる事で今を生きる人物を指します。
理由はどうあれ喧嘩は宜しく無く、手を出してしまえばその時点で犯罪成立ですね。
そんな喧嘩だけが取り柄となる暴れん坊が正当に活躍できる舞台がブレイキングダウンということです。
素人・未経験者までが採用基準となるオーディションということで、格闘技経験なんてそもそもが度外視。
将来を悲観する現代の暴れん坊にとって、ブレイキングダウンのオーディションの存在は輝いて見えることでしょうね。
実際に『這い上がる』を体現する場所
プロの格闘家であっても脚光を浴びるためには他者を打倒さなければなく、脚光のために数段上の選手に挑戦する事はプロの世界では難しい話です。
ですが、プロから未経験者まで集うブレイキングダウン界では話が別でして、間違いない実績者に素人がアピールする場面もしばしば。
もちろん、なかなか試合確定には漕ぎ着けませんが、無名ゆえの完全未知数だからこそ可能な挑戦なのかも知れませんね。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由9: 多くの関係者が自前のYouTubeチャンネルを持っている
ブレイキングダウンの出場選手の多くは自分のYouTubeチャンネルを持っていたりしますが、そういったチャンネルから関連動画が出現する事で、ブレイキングダウン界に入り込み、その延長線上でファンになるケースもあるようです。
というか、僕もそんな一人でしたね☆
バン仲村選手がブレイキングダウンのひな壇選手とは微塵も知らず、AIによるピックアップ動画によりブレイキングダウン界隈に入り込んだという流れです。
実は多くの関係者が自前YouTubeチャンネル持ち
そんな感じでバン仲村選手同様、自らがYouTuberとなって多くの選手が自身のカテゴリを築いているわけですが、ブレイキングダウンでは決して見せない素顔も見れるなど、面白みに尽きないという側面があるのですね。
『格闘技』に興味無しな人物が流入するBDへの裏ルート(笑)
同じくブレイキングダウン界ではYouTuberであるものの、特に格闘技には興味がないといった選手も登場します。
狙いは自身のYouTubeチャンネルの活性化でしょうが、オーディション場面でしっかりと爪痕を残すことで人気を博すると言った狙いがあるのでしょうね。
そういった選手は言うまでもなく『エンタメ枠扱い』となりますが、どういった流れか試合が確定することもあり、運営側の『タダじゃ帰さない』みたいな気持ちも観ていて面白いですね。
なぜブレイキングダウンは人気になったの?理由10: なんと言っても『まさかね…』の集合体
ブレイキングダウンの人気の秘密をこれまで色々と書いてきましたが、最終的には言えることは、ブレイキングダウンコンテンツの全編が
『まさかね…』
の集合体と言えるところでしょう。
『喧嘩自慢』というコンセプトがそもそもご法度
正統派格闘技でも肉体戦そのものが『暴力』ととらわれがちな格闘技界ですが、ブレイキングダウンでは完全暴力である『喧嘩』を題材にするという、これまでの常識を完全に裏切ったコンセプトが人気の秘密でしょう。
過去の暴力沙汰でその後の人生が暗転する人物は日本国内にも少なくない話ですが、その暴力を正当化するというのはある意味で妙案と言えるのではないでしょうか。
『格闘未経験vsプロ格闘家』は、正しく『まさか!』な内容
一般人がプロに喧嘩を売るなんて事はそもそもが畑違いで実現不可能ですが、異種格闘技にして1分間という特殊ルールで試合を進めるブレイキングダウンでは、そういった常識すら通用しないという。
もちろん無名選手が有名選手と戦うためにはそれ相応の実力を見せつけるしかありませんが、全くのゼロではないところにこそ期待感が膨らみますよね。
『1分ルール』が格闘技界を上手く壊した
格闘技界もスポーツなので、1対1の試合中でも勝つための戦略は必要となってきます。
ところがブレイキングダウンは1分間の試合時間なので、そもそも長く考える時間が存在しないんですね。
ここに素人がプロを押し負かせる可能性が秘められており、強引にでも短期決戦、強いてはスタミナを考えない全力アタックにつながるのかと。
ここに素人ゆえの連戦連勝の秘訣が存在するのかと。
でも結局、みんな『クラスメイト』
で、そんな戦いの場においてどこか殺伐とした選手たちですが、そこは同じ穴のムジナとでも言うべきか、案外、選手同士でヨロシクしているんですよね。
これはブレイキングダウン番外編とも言える
- 大運動会
- サッカー対決
などなどを見ればわかると思います。
誰もが理解しやすい言い方をすれば、ブレイキングダウンとはブレイキングダウンと言う名の1つのクラスと言ったところなんでしょうね。
なぜブレイキングダウンは人気になったの? 実際の視聴から得た10の感想! まとめ
と言うことで、本当にいろいろ書いてしまいましたが、ブレイキングダウンの人気の理由10でした。
とにかくコンテンツ自体が型破りな存在ですが、一番の見どころは、やっぱりオーディションですね。
これからも様々なイベントを企画していくのでしょうが、常に斜め上を行く発想が今から楽しみですね。
ブレイキングダウン関連記事
以下のリンク先ではブレイキングダウンに関するあれこれをまとめています。
>>なぜブレイキングダウンは人気になったの? 実際の視聴から得た10の感想!(←いまココ)
>>ブレイキングダウンのオーディションにはどんな人が出演するの? どこよりも詳しく解説☆
>>ブレイキングダウンは害悪? 個人的考察と見解 3つの本音!
>>どうしてブレイキングダウンは乱闘騒ぎが多いの? 理由は『爪痕を残す』ため!
>>なぜブレイキングダウン選手には逮捕者が多いの? 普通に選手生命を貫くには?
>>これまでにBDに登場した人物紹介☆(オーディション含む)
(登場人物目次ページに飛びます)
>>ブレイキングダウンで『パワースラップ』導入!? 『ビンタ合戦』の面白さとは?
>>ブレイキングダウンオーディションで笑えた個人的ベスト10!
>>ブレイキングダウン14の大運動会が面白過ぎた!
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